さっぱりいただく鰺の甘酢煮

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2023.06.18

鰺は一年通して手に入りやすい食材ですが、産卵前の5月~8月が最も美味しくなる時期と言われています。梅雨に入り、蒸し暑い日が続き食欲も落ちてきている方も多いでしょう。今の時期が美味しいと言われている鰺を使って、さっぱり甘酢で煮ました。酢には疲労回復や食欲アップ効果が期待出来ます。日本の夏には是非使いたい調味料の一つです。火を通すことにより酢のとがった酸っぱさも丸くなり食べやすく仕上がっていますので、お試しください。

 

【材料】

・鰺:2尾

まるまるとした鰺

 

・昆布:5g

・ねぎ:1/2本

・生姜:1片

白いねぎでもOK

 

・水:200ml

・米酢:35ml

・醤油:大さじ1

・ゴマ油:大さじ1

・酒:大さじ1杯半

・本みりん:小さじ3杯半

 

【作り方】

1./鰺のうろこ・内臓・えら・ぜいごをとりよく洗い流し、煮崩れしないように切れ目を入れる。全体に塩をしてザルにあげて15分おく。塩の浸透圧によって余分な水分や臭みが取れる。

 

2./昆布を食べやすい大きさに切り、水200mlで戻しておく。

昆布多めでもOK

 

3./ねぎは4cmの斜め切りにし、生姜は薄切りにする。

 

4./15分おいた鰺の余分な水分をペーパータオルなどで拭き取る。

 

5./平鍋に戻した昆布をしいて鰺をのせ、ねぎと生姜を散らす。昆布の戻し汁に米酢・醤油・ゴマ油・酒を入れて混ぜ合わせて鍋に流し入れる。

鰺は盛り付ける向きを上に

 

6./紙蓋をして弱火で45分煮る。弱火で時間をかけることで煮崩れしないでふっくら仕上がります。

 

7./紙蓋を外して本みりんを回し入れて煮汁をスプーンなどで鰺にかけながら中火弱で水分がなくなるまで煮詰める(本みりんを入れるとき水分が足りなければ少し水を加える)

 

8./少し冷まして器に盛り付けて出来上がり。

召し上がれ

 

奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい