初夏から夏までの産卵前の鰺は、最も美味しいといわれています。お刺身で美味しい鰺を贅沢に使い、醤油麹を少しプラスして旨味たっぷりのつくね焼を作ってみましょう。
茗荷も出回るこの時期は、たっぷりと刻んだ茗荷も使い、最後に大葉で包むようにまとめた鰺つくね。オーブンで焼いてふっくらと香ばしく、鰺の旨味がたっぷりと口の中に広がります。ぜひ、お試しあれ!
【材料】
・鰺(3枚おろし):300g
・茗荷:1個
・小ネギ:15g
・生姜:1片
・大葉:1束
・醤油麹:小さじ2
・日本酒:15ml
・胡麻油:適量
醤油麹と日本酒だけ!
【作り方】
1./鰺は、刺身用を使う。中骨を抜き皮を引き、表面の水分をていねいにふき取り、日本酒を全体にふり10分ほど置き1cm幅ぐらいに細かく切る。更に、すり鉢でするか、フードプロセッサーにかけて全体がまとまるように細かくする。
骨と皮は丁寧に取る
2./茗荷は、みじん切りにする。ネギは⼩口切りにする。生姜は、すりおろし絞っておく。
下準備完了
3./1で細かくした鰺に生姜汁と醤油麹を加えて、手でていねいに混ぜる。茗荷のみじん切りと小ネギの⼩⼝切りを加えて、全体が滑らかになるように混ぜ合わせる。
⼩ネギと茗荷も加える
全体が滑らかになるよう混ぜる
4./3を10等分して、手に胡麻油をつけながらひとつずつ握るようにまとめ、大葉を包むように巻き付ける。大葉の上からも、握っておく。天板にクッキングシートを敷き、等間隔に並べる。
大葉で包むように
5./200℃に温めておいたオーブンで10分焼き、一度上下を返し、温度を180℃に下げてさらに5分焼いてできあがり!
香ばしく美味しい鰺つくね
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。