フキの茎の佃煮や味噌などは見かけますが、今回は少し珍しい、葉を使った醤油漬けを作ります。葉はアクが少なく柔らかい小さめの若葉を選ぶと美味しく仕上がります。海苔の代わりにおにぎりに巻いたり、細かく刻んでご飯に混ぜるとフキの香りと独特のほろ苦さで食が進みます。
「フキの葉の醤油漬け」の作り方
フキはこれから固くなっていきますので、今の時季が今シーズン最後のチャンスです。作り置きもできるので、たくさん作って保存しておくといつでも食べられます。
【材料】
・フキの葉:10枚程度
・塩:少々
・醤油:大さじ1
・日本酒:大さじ1/2
・出汁昆布:5cm程度
【作り方】
1./なるべく小さめのフキの葉を用意する。
大人の手のひら程度がベスト
2./1を洗い、塩を入れた熱湯で1~2分茹でる。
熱湯で茹でる
3./茹で上がったら、たっぷりの冷水にとり、半日程度置いてアクを抜く。
水に浸けてアクを抜く
4./アクを抜いた3の水分をペーパータオルなどで拭き取る。チャック付き保存袋に醤油、日本酒、出汁昆布と一緒に入れて、空気を抜いてしっかり口を閉じる。
しっかり密封すると早く漬かる
5./冷蔵庫で1~2日漬ければ出来上がり。
葉を巻いても、ご飯に混ぜても
漬けた葉と出汁昆布を一緒に細かく刻んでご飯に混ぜても美味しくいただけます。
(文責・編集部)