春の七草のひとつ「すずしろ」=大根は、この季節、太くてみずみずしいものがたくさん店先にならびますね。忘年会や新年会、お正月料理に少し胃がつかれてくる時期に、消化酵素も多く含まれている大根を使って箸休めの一品を作ってみましょう。
香りには、やはり今が旬のゆずを楽しみます。甘酒とはちみつの甘さが、大根の甘みを優しくひきだしてくれます。ゆずの果汁も使って、さっぱりとしたゆず大根をお試しください!
【材料】
・大根:500g
・ゆず:1~2個(大きさにより)
・ゆずの搾り汁:大さじ2
・米酢:大さじ2
・甘酒:大さじ6
・はちみつ:小さじ1
・塩:小さじ1
・だし昆布:10cm
・鷹の爪:1本
太くてみずみずしい大根を使って
【作り方】
1./大根は皮をむき、5cmぐらいの長さの拍子切りにする。塩(分量外)を軽くふりかけて10分ほど置き、水気をしっかりと絞る。
下準備は、切るだけ!
2./ゆずは、皮は細い千切りに、果汁は大さじ2ほど絞る。種は、取り除く。鷹の爪は、種を取り除き輪切りにする。
3./ゆずの搾り汁、米酢、甘酒、はちみつ、塩を、ボウルなどでよく混ぜ合わせる。
4./保存袋に1の大根を入れて、2と3を加えて全体を混ぜ合わせる。最後にだし昆布と鷹の爪を加えて、密封して冷蔵庫で保存する。
全部和えたら冷蔵庫で保存
5./半日ほどで味はなじみますが、2~3日後がより美味しくなります。
箸休めの一品です!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
発酵手帳2023年版、人気です!発売中!
『発酵手帳 2023』10月4日発売
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-41-3
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。