新型コロナ、インフルエンザ、風邪等々、喉の状態が気になる冬。喉の粘膜は、いわば侵入してきたウイルスなどから体を守る防波堤です。
粘膜を強化するには、ねばねばの食材が有効だといわれています。今回は、ねばねばのとろろ汁を、塩麹で味つけたトリササミ肉にかけます。トリササミといえば、高タンパク低カロリーでアスリートに人気の食材。仕上げには、ねばねばオクラも載せましょう。
身体の防波堤を強くしてウイルスなどはシャットアウト。冬を元気にお過ごしください。
ササミのとろろかけの作り方
ササミは十分に火を通してください。フードプロセッサーがある場合は、材料を一気に撹拌(かくはん)してもかまいません。
【材料】
・トリササミ肉:100g程度
・塩麹:小さじ2
・長芋:100g
・しょうゆ:小さじ1
・みりん:小さじ1
・顆粒だし:小さじ1/2
・オクラ:1本
【作り方】
1./一口大に切ったササミを、沸騰したお湯でゆでて十分に火を通す。
2./ササミに火が通ったら、塩麹をからめておく。
十分に火を通し、塩麹をからめる
3./長芋をおろす。しょうゆ、みりん、顆粒だしを加えてよく混ぜ、とろろ汁を作る。(フードプロセッサーを使用する場合は、すべての材料を入れて撹拌する。)
ねばねばのとろろ汁
4./器に2のササミを盛り、3のとろろ汁をたっぷりかける。
5./薄く切ったオクラを散らして置く。オクラが固い場合は、さっと湯通しして使う。
ねばねばで喉粘膜を強く
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。2021年に発酵食品ソムリエの資格を取得。
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