山梨県では、青梅が出回るようになると一見無関係に思える塩昆布が売れるようになります。それは、山梨では固い青梅を塩昆布で漬ける「青梅の塩昆布漬け」を漬ける人が増えるからだそうです。梅はまだ若くて固いものほどカリカリでおいしくなるので、今の時季に漬けるというちょっと変わった梅漬けです。塩昆布の旨味がしみこんで、お茶うけや細かく刻んでおにぎりやご飯に混ぜても味が良く、食感もカリカリでとてもおいしくいただけます。
「青梅の塩昆布漬け」の作り方
青梅は多少傷があるものでも大丈夫ですが、割れているものは出来上がりが柔らかくなります。梅と塩昆布の量はお好みで調整してください。今回は漬け汁には白醤油を使っています。漬け汁の色が薄いほど、爽やかな青梅の色が残ったまま漬け上がります。
【材料】
・青梅:適量
・塩昆布:適量
・白醤油:適量(またはめんつゆでも可)
【作り方】
1./青梅は洗ってから1日程度水に浸け、アクを抜く。
2./1をザルにあげて乾かしておく。ヘタがあるものは串などで取っておく。
材料を用意
3./チャック付き保存袋に1と塩昆布を入れる。
梅と塩昆布を保存袋に入れる
4./梅がかぶるまで白醤油(またはめんつゆ)を入れて、1週間から10日程度冷蔵庫で漬けて出来上がり。
お茶うけにもぴったり!
(文責・編集部)