先日、蒸して作る柚子の「ゆべし」を紹介しましたが、今回は蒸さずに、中に詰める具材もシンプルな「ゆべし」を作ります。鰹節と味噌を練ってくり抜いた柚子に入れ、あとは気長に干し上げるだけです。アツアツごはんにのせたり、おにぎりの具材としても美味しくいただけます。
干すだけ「ゆべし」の作り方
鰹節はたっぷりと使います。中に入れるのは味噌、鰹節、白ごまだけというシンプルなものです。味噌の量は柚子の大きさに合わせて調整してください。調合した味噌が余った際は、本味醂を足し、柚子味噌として豆腐やこんにゃくの田楽などにどうぞ。
【材料】
・柚子:5個
・味噌:100g
・鰹節:20g
・白ごま:大さじ1
材料を用意
【作り方】
1./柚子の上1/4程度を切り取り、中身をくり抜く。切り取った上部はフタとして取っておく。
2./味噌と鰹節、白ごまをよく混ぜる。
材料をよく混ぜる
3./1に詰める。蒸さないので縮むことがないため、すり切りまで詰めても大丈夫。
すり切りまで詰める
4./1で取っておいた上部でフタをする。この時、味噌に付くようにぴったりと密着させる。
5./ザルなどに広げて日当たりに1ヵ月ほど干して出来上がり。薄く切って食べる。
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(文責・編集部)
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