こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
ゆで卵は殻をむくのに時間もかかり、卵殻膜が白身にへばりついてデコボコのゆで卵になってしまったり、なかなか綺麗なツルッとしたゆで卵にするのは難しいものです。新しい卵より古い卵の方が皮はむけやすいと言われていますが、買ってきたばかりの新しい卵でも綺麗にむける裏技をご紹介します。
ゆで卵の殻が気持ちいいくらい綺麗にむける裏技
●卵は常温に戻しておく
常温に戻すことで、卵と水の温度が近くなり、ゆでている途中のヒビ割れを防いでくれます。冷蔵庫から出したばかりなら水に10分くらい浸けておくとよいでしょう。
●割れにくいのは“水から茹でる”
水からゆでた場合は、卵と水の温度差が少ないのでヒビ割れしにくくなります。
お湯からゆでると、半熟や固ゆでなど加熱時間が調節しやすく、好みの固さに仕上げやすくなるメリットがあります。
半熟7~8分 かたゆで9分
●【ポイント】ゆでる時に酢(レモン)を入れる
酢やレモンに含まれるクエン酸には、卵の殻の炭酸カルシウムを溶かす効果があり、殻をむきやすくしてくれます。他にもクエン酸にはタンパク質を固める力があるので、殻が割れても白身が湯に溢れ出ないようにしてくれます。
卵3~4個に対して酢(またはレモン)は大さじ1程度入れましょう。
筆者の経験では、殻が少し柔らかくなり卵殻膜もはがれやすくなっていました。
酢水でゆでると殻がまだら模様に
●ゆであがったら卵を冷やす
氷水を用意し、卵がゆであがったら氷水につけてしっかり冷ましてください。
ゆでたての卵は中身が膨張しているので、急に冷えるとキュッとちぢまり、殻と白身の間に隙間ができやすくなります。
ピカピカゆで卵の出来上がり
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。
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