【名コラム再現】厚切りハムのワインステーキ、なんと美しい風景

カテゴリー:レシピ 投稿日:2021.11.10

小泉先生が執筆中の日本経済新聞夕刊『食あれば楽あり』(毎週月曜日)は、27年に及ぶギネス級の長期連載人気コラムです。今回は「厚切りハムのワインステーキ なんと美しい風景」を再現してみます。

ハムは豚肉を塩漬けしてから燻製にした保存食品で、明治5年に製法が伝えられたと言われています。日本では生食のまま使われることが多いようですが、本場ドイツやフランスなどでは煮込みやステーキなど加熱調理して食べる方法が圧倒的だそうです。

小泉先生の厨房「食魔亭」でも、常備しているハムを厚切りステーキにし、とっておきの赤ワインで楽しんでいるとのこと。

「皿に盛ったそのステーキは実に風格がある。白磁の皿の中央に赤銅色の厚いステーキがデンと腰を据え、それをとり囲むように淡黄色のマッシュポテト、夕陽を想わす茜色のニンジン、緑鮮やかなホウレンソウ。なんと美しい光景か」(小泉先生)

 

【材料】4人分

・ボンレスハム(厚さ1.5~2センチ):4枚

・バター:大さじ2

・料理用赤ワイン:大さじ2

・塩コショウ:適量

 

〈付け合わせ〉

▼マッシュポテト

・ジャガイモ:2個

・バター:大さじ2

・牛乳:100ml

・塩コショウ:少々

 

▼ホウレンソウのソテー

・ホウレンソウ:半束

・バター:少々

 

▼ニンジンのソテー

・ニンジン:100g

・バター:少々

 

【作り方】

1/ボンレスハムは熱湯にさっと通してから水気を拭きとっておく。

ハムの厚さはお好みで

 

2/付け合わせを準備する。ジャガイモは茹で、皮をむいて熱いうちに裏ごしにかける。鍋にバターを溶かし、ジャガイモを入れ、牛乳を加え、よく混ぜる。

塩-コショウで味を整える

 

3/ホウレンソウはさっと茹で、4センチほどの長さに切り、フライパンのバターで炒める。

軽くソテーする

 

4/ニンジンは輪切りにし、茹でてからフライパンのバターでソテーする。

1センチくらいの厚さに

 

5/フライパンにバターを溶かし、1のボンレスハムの両面をさっと焼き赤ワインを振りかけ、塩-コショウをする。

赤ワインは気軽に使えるもので

 

6/皿に5を盛り、焼き汁をかけ、付け合わせの野菜を添えて完成。

出来上がり

 

 

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この記事を書いた人

編集部
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