小泉センセイが執筆中の日本経済新聞夕刊『食あれば楽あり』(毎週月曜日)は、26年に及ぶギネス級の長期人気連載コラムです。今回は8月19日に掲載された「冷や汁」を作ってみました。
小泉センセイは、宮崎に住む知人に教えてもらったアジの「ひやしる」(宮崎県人の多くはこう発音するそうです)を暑さが残る晩夏などによく賞味しているとのことです。
この冷や汁は、冷えた麦飯にかけていただくのが宮崎流ですが、小泉センセイは冷えた白飯を丼に七分目ほど盛り、冷や汁をたっぷりとかけて豪快にいただくそうです。
アジの身の上品な旨み、味噌の熟した重厚なうまじょっぱさ、ゴマの快香とコクなどが優雅にからみ合い、まるで交響曲のようだ!とか。郷土食のシンフォニーを味わってみましょう!
【材料】2~3人分
・アジ(中型):1尾
・みそ:50 g
・ゴマ:15 g (市販のすりゴマでもよい)
・湯ざまし:300 ml
・薬味:ショウガ 青ジソ ネギ
材料
【作り方】
1./アジは中まで火が通るようしっかり焼き、身をほぐしておく。
アジの身をほぐしておく
2./みそをアルミホイルにのせ、表面が少し乾く程度に焼く。
味噌を表面が乾く程度に焼く
3./ゴマはよくすっておく。
ゴマをしっかりする
4./すり鉢に1を入れてよくすり、そこに2と3を加えて、またよくする。
焼いた味噌、ゴマを混ぜ込む
5./4に湯ざましを少しずつ入れ、よく混ぜる。お好みの濃さに調える。
6./5にショウガの細かいみじん切りと青ジソとネギの荒みじん切りを加えて混ぜる。
湯ざましをいれ、よく混ぜる
7./器にごはんを盛り、6をたっぷりかけて、出来上がり。
ご飯にかけ出来上がり