ご家庭で簡単に作れる「クロワッサン風のパイ」のレシピです。
なんといっても、サクサクがくせになる美味しさ。チーズやチョコレート、バナナなどお好きな具材を巻き込んでも美味しくいただけます。
生地を伸ばしたり、具材を巻いたりする工程など、夏休み中のお子様と一緒に作れば、楽しいひと時になるでしょう。おしゃれなブランチや軽食に、お弁当やホームパーティーに使えます。
クロワッサン風のパイの作り方
ぜひ発酵バターを使ってみてください。風味がとてもよくなります。
巻き込む具材のイチオシは、バナナ! チョコレートやハム、チーズなどお好みでどうぞ。
【材料】
・薄力粉:150g
・発酵バター:100g
・水:50ml
・卵:1個
・バナナ:お好きな分量
・チョコレート:お好きな分量
・チーズ:お好きな分量
【作り方】
1./ふるった薄力粉とバターと水をボウルに入れて、混ぜ合わせる。ゴムベラを使うと簡単にできる。
2./1つにまとめてラップに包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。
1つにまとめて冷蔵庫へ
3./クッキングシートの上に取り出し、麺棒(すりこぎでもよい)で薄く伸ばす。目安として40センチ×30センチくらいまで。生地がくっつくようなら、薄力粉(分量外)を打ち粉に利用するが、バターの風味が薄まるため、できるだけ少量にする。伸ばしたら、パタパタと折りたたむ。
5回ほど折りたたむ
4./次は円形になるように薄く伸ばす。放射線状に8つに分ける。
ピザを切り分けるように
5./円の外側から内へと、くるくる巻いていく。
くるくる巻く
きれいな形に仕上げる
6./オーブンを200℃に予熱しておく。溶き玉子を生地の表面にぬる。
7./オーブンで15分、焼く。加熱が足りないようなら、5分ずつ加熱時間を足してみる。表面にテリが出て、硬くなっていたら出来上がり。少し柔らかくても、冷めるとサクサクになる。
小ぶりで食べやすい
●チョコ、バナナ、チーズなどを巻いて
バナナは半分に切って、さらにタテ1/2にする。チョコもタテ長に割っておく。それらを芯にして、巻いていく。
チーズのように溶ける具材は、生地のとがったほうから巻いて包み込む。ナイフで切れ目を3本ほど入れて具材が流れ出るのを防ぐ。
切れ目を入れる
その後は、工程6からと同様。
お好きな具材を入れて
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。