シークヮーサーは沖縄に自生するミカン属の果実です。和名は「平実レモン」とされ、沖縄の方言で「シー」は酸っぱいものを意味し「クヮーサー」は食べ物を指します。果実の大きさは3~4cmで通常は青切りと呼ばれる未熟な青いものを8~9月に収穫し、主に酢の物用として使われ、10~2月に収穫するものはジュースや生食用として食されます。
クエン酸の含有量はレモンの2倍あり、特に青切りで収穫されたものには柑橘系果実の中でもフラボノイドの一種である栄養成分「ノビレチン」がとても多く含まれています。最近、食品売り場に皮や種もまるごと絞った原液も見られます。暑い夏に向けてシークヮーサーで『塩ぽん』作ってみませんか。
【材料】
・シークヮーサー絞り汁:大さじ1杯半
・青ネギ:大さじ6(みじん切り)
・塩麹:大さじ3
・ゴマ油:大さじ1杯半
・黒こしょう:少々
青ネギの量はお好みで
【作り方】
1./黒こしょう以外のものを混ぜる。
2./1にお好みの量の黒こしょうを振り入れ出来上がり。
麹の粒はつぶしてもok
3./肉・魚・海藻・野菜にあわせて召し上がれ。
沖縄モズクにあわせて
焼肉・ステーキのタレに
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。