新じゃがいもとスナップエンドウのホットサラダ

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2021.03.29

春は「新じゃが」の季節です。新じゃがいもは、⽪が柔らかい、⽔分が多めで⾹りが良いなどの特徴があります。ビタミンCの含有量も多く、じゃがいもの⽪には、ビタミンB2やカリウム、マグネシウム、⾷物繊維が多く含まれています。特に、⽪の柔らかい新じゃがいもは、栄養価を丸ごと⾷べることができます。

ただし、⽪ごと調理する場合は、⽪が緑⾊になっていないか、芽が出ていないかを注意しましょう。芽や緑の⽪の部分には、ソラニンなどの天然毒素が含まれているので、この場合は取り除いて調理する必要があります。

今回は、新じゃがいもと緑色がきれいなスナップえんどうを合わせ、アンチョビを隠し味にしたオリーブオイルで揚げ焼きにして、温かいうちにいただくホットサラダにしてみました。仕上げにかけるバルサミコの優しい酸味と⽢みが、カリっと焼いた新じゃがいもの⾹ばしさを引き⽴ててくれます。

トッピングのチーズは、明るいオレンジ⾊が春を感じさせてくれるミモレット! 花冷えの春に美味しいホットサラダの出来上がりです。

 

【材料】

・新じゃがいも:500g

・スナップエンドウ:150g

・オリーブオイル:大さじ3

・アンチョビ:3切れ

・ローズマリー:2~3本

・塩(ピンクソルト):小さじ1

・胡椒:少々

・ホワイトバルサミコ:大さじ2

・チーズ(ミモレット):20g

春らしい彩を楽しむサラダに

 

【作り方】

1./新じゃがいもは⽪をきれいに洗い、⽪ごと蒸し器で30分ほど蒸す。⽵串がスッと通るくらいまで蒸しておく。蒸して冷ました新じゃがいもは、1個を4等分にする。⼩さめの新じゃがいもの場合は半分にする。

蒸してもみずみずしい

 

2./スナップエンドウは、ヘタと太い筋を丁寧に取る。反対側にも細い筋があるので、そちらも取る。

下ごしらえしたスナップエンドウ

 

3./ミモレットは、スライサーなどで削っておく。

オレンジ色がきれいなミモレット

 

4./フライパンにオリーブオイル⼤さじ3とアンチョビを⼊れ加熱する。アンチョビに⽕が通ると、⾃然に溶けるようになるのでほぐして全体に混ぜる。アンチョビが全体に混ざったら、新じゃがいもとローズマリーを⼊れて、新じゃがいものそれぞれの⾯を揚げ焼きにする。

ローズマリーの香りが立つように

 

5./新じゃがいもがきつね⾊になってきたら、スナップエンドウを⼊れ、全体に⽕を通す。

少しきつね色になるまで

 

6./スナップエンドウに火が通り透き通ってきたら、塩と胡椒を入れ、最後にバルサミコを回しかけて全体を混ぜ合わせる。

バルサミコとピンクソルト

 

7./器に盛りつけて、ミモレットをトッピングしてできあがり!

温かいうちに召し上がれ!

 

坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。

 

発酵手帳2021、大好評発売中!

365日その季節に合った発酵食品のレシピや、小泉先生のコラム、付録には発酵食品をいつ作ったらよいか一目でわかる「発酵カレンダー」、発酵食品を作った際の日時、温度、分量などを記録できて次に役立つ「発酵手仕事」、「味噌特集」など、発酵食品好きにはたまらない「発酵手帳2021」が3年目を迎え、さらにパワーアップして大好評発売中!ぜひお役立てください。Amazonで大好評発売中です!

 

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい