今が旬の柚子は、奈良時代に伝来したとされる日本人になじみ深い柑橘類です。ふんわり柔らかなもちに、爽やかな柚子が香る甘味にします。フレッシュな柚子を使って作りますが、手に入らない時期には柚子ジャムなどで代用してもいいでしょう。
柚子もちの作り方
柚子は皮と汁を使います。白い部分が入り過ぎると苦くなるので、目の細かいおろし金で表層をすりおろします。白玉粉は水で少しふやかしておくと、ダマになりにくくなります。電子レンジで加熱してよく練ったら、広げて冷ましてから食べやすく切り分けます。
【材料】
・柚子(中):1個
・白玉粉:70g
・砂糖:70g
・水:約100ml
・片栗粉:大さじ2〜3
【作り方】
1./柚子は皮をおろし金ですりおろす。汁は絞っておく。
柚子の皮をすりおろす
2./耐熱ボウルに白玉粉を砂糖、水を加え混ぜ、しばらく置く。柚子の絞り汁に水を加えて水分が全部で130mlになるようにして混ぜる。
白玉粉と砂糖、水を混ぜる
3./2を電子レンジに2分かけ、水で濡らしたヘラで混ぜる。さらに電子レンジに1分かけてヘラで混ぜ、透明感が出てきたら柚子の皮を混ぜる。
※電子レンジに合わせて、加熱時間は調節する。
加熱して練り上げる
4./平たい皿などに片栗粉を敷き、熱いうちに3を広げて冷ます。
広げて冷ます
5./食べやすい大きさに切り分ける。切り口に粉をつけるとくっつかない。
出来上がり
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