体を温める! 白ワインで「根菜のグラッセ」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2020.12.15

寒くなってきました。冬に旬を迎える根菜類を使って、体の内側から温まりましょう。
フランスの家庭料理「グラッセ」を白ワインでアレンジします。グラッセとは、バターと煮汁で艶を出した料理のこと。
白ワインは、ぶどうの皮や種を取り除き果汁だけを発酵させたもので、赤ワインより渋みが少なくフルーティー。素材の味と色を活かすことができます。
付け合わせとしてだけでなく、前菜やサラダとして、お酒のおつまみにもおすすめです。

 

根菜のグラッセの作り方
具材を食べやすい形に切り、白ワイン、バターとハチミツで煮ます。最後にハチミツで照りを出すのがポイント。
基本のニンジングラッセのほか、様々な野菜にチャレンジしてみてください。

 

【材料】
・ニンジン:200g
・バター:10g
・ハチミツ:小さじ2(小さじ1ずつ使う)
・白ワイン:150ml(ニンジンがかぶるくらい)

 

【作り方】
1./ニンジンの皮をむき、横4つに切った後、それぞれの太さに応じて縦4つ~8つに切る。あるいは厚さ1.5センチほどの輪切りにする。

お好みの形に切る

 

2./鍋に1のニンジン、白ワイン、バター、ハチミツ半量(小さじ1)を入れて、蓋をして火にかける。

蓋をして煮る

 

3./沸騰したら弱火にして、20分ほど煮る。汁気がなくなってきたら、残りのハチミツ(小さじ1)を入れ、強火にして照りを出す。

艶やかなニンジングラッセ

 

●根菜のグラッセ
ニンジングラッセと同じ作り方で、ゴボウ、カブ、サツマ芋、ラディッシュのグラッセができます。ワインの量はかぶるくらいが目安です。ほんのりした甘味が、それぞれの野菜のおいしさを引き立ててくれます。

野菜のおいしさが活きる

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

発酵手帳2021、大好評発売中!

365日その季節に合った発酵食品のレシピや、小泉先生のコラム、付録には発酵食品をいつ作ったらよいか一目でわかる「発酵カレンダー」、発酵食品を作った際の日時、温度、分量などを記録できて次に役立つ「発酵手仕事」、「味噌特集」など、発酵食品好きにはたまらない「発酵手帳2021」が3年目を迎え、さらにパワーアップして大好評発売中!ぜひお役立てください。Amazonで大好評発売中です!

 

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい