私たちが普段、スーパーなどでよく見かける大根は「青首大根」といわれる品種のものです。品種改良が進んだことや、全国各地で栽培されているため、通年、売り場に並んでいます。しかし旬はこれからの寒い時期になります。
旬のものは栄養価が高く、味や香りもよくなります。さらにみずみずしく甘味が増してくるので、大根おろしや煮物などさまざまに楽しめますね。
大根に含まれる栄養成分で代表的なものは、アミラーゼやジアスターゼといわれる消化酵素。消化を助け、胃もたれや胸やけを防いでくれるのですが、アミラーゼ(ジアスターゼ)は熱に弱いので生食がおススメです。
そこで今回は、大根を生のまま使った和え物をご紹介します。
サッとできもう一品欲しい時や、ちょっとしたおつまみにも便利ですよ。
大根の梅の香和えの作り方
【材料】
・大根:7~8cm
・梅干し:1~2個(梅干しの塩分や好みで調整)
・大葉:2枚
・白炒り胡麻:適量
【作り方】
1./大根は皮をむいて薄いいちょう切りにし、薄めの塩水につける。
水500mlに塩小さじ2程度の塩水
2./梅干しは種をとり、うらごしするか細かくたたく。
細かくすると和えやすい
3./大葉を千切りにする。
大葉の香りがたつ
4./白炒り胡麻を刻んで、切り胡麻にする。
食感を残して香りもたたせる
5./1をギュッと絞って水分をきり、2、3、4を加えて和える。
完成
梅干しをあしらっても
かつお梅やしそ梅、はちみつ梅など、使う梅干しによって風味に違いが出ますので、お好みや気分で使う梅干しを変えるのもいいですね。
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(監修 深尾由起子)