こんにちは。発酵美容家のザイマリです。
前回の 【発酵離乳食】調味料はいつから使える?(離乳食後期編)では、離乳食後期(9カ月頃)から使える調味料をご紹介しました。
3回食にも慣れ、いよいよ離乳食の卒業が近づく完了期(12~18カ月頃)になると、大人とほとんど同じものが食べられるようになり必要な栄養を食事からとることができます。
基本的には「食材本来の味を生かした薄味」「食べやすい大きさ・柔らかさ」には変わりはありませんが、調味料を使うことで料理の幅もグッと広がり、大人食を取り分けられるようになってくるので以下を参考にしてください。
離乳食完了期から使用できる調味料一覧
●マヨネーズ:1日小さじ3/4まで。市販のものを購入する場合は添加物の少ないものや、1歳の間はノンエッグマヨネーズを選ぶと良い。
※生の全卵を使っているので、卵アレルギーの場合は注意が必要。
●トマトケチャップ:1日小さじ1まで。塩分や香辛料が多いので風味づけに少量使う程度に。(色づく程度)
市販の1歳から使えるトマトケチャップを選ぶと安心。
●中濃ソース:塩分が多いので、1歳を過ぎてから少量ずつ使う。市販の1歳から使えるソースを選ぶと安心。
●カレー粉:カレールーは子供用を使用。市販のカレー粉はごく少量からチャーハンやスープに用いたり、牛乳や豆乳に混ぜるとまろやかになり食べやすくなる。
●酢・レモン果汁:酸味が強いため、ごく少量で使用。赤ちゃんは酸味を嫌がる傾向があるため、無理に与える必要はない。
●料理酒・味醂:9ヶ月以降から使えるが、料理酒や味醂を使った大人料理を取り分けるときは、アルコールを充分飛ばす。
沸騰後1分以上加熱し、味や匂いでアルコールくささを感じないか確認する。煮物などは味を薄めて与える。
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴15年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。
【参考資料】
・離乳食- 厚生労働省