こんにちは。発酵美容家のザイマリです。
離乳食の基本は薄味で、調味料を使わなくても美味しく食べているのであれば無理に使う必要はありません。
昆布やかつお節、野菜だしを使えば、調味料がなくても十分美味しいのですが、離乳食も進み、味覚が発達してきてあまり食べてくれなくなった頃が調味料を使い始める目安となります。
3回食になった離乳食後期(9カ月頃)から
離乳食にもだいぶ慣れ、1日3回食になり、手づかみ食べにも興味を持ちはじめます。しかし、食べムラや好き嫌いが始まるのもこの時期です。同じ味に飽きてきた赤ちゃんに風味づけ程度はできるようになります。しかし、離乳食関連の情報を調べても“少々”という書き方しかしていないことが多く、「どの程度使ったらいいのかわからない」という経験をしてきました。
そこで、離乳食後期から使える調味料の種類と量をわかりやすく解説しましたので参考にしてください。
離乳食後期から使用できる調味料一覧
・塩…0.3g(ひとつまみで約1g)まで使えるが、母乳やミルクにも含まれているのであえて使う必要なし。
なるべく使わない
・醤油、味噌…1食0.5g(小さじ1/3)まで使えるが、塩分が多いので風味づけ(1.2 滴)程度にする。味噌と醤油を使う場合は、どちらかひとつにして併用はしない。
大人の味噌汁の上澄みを薄めるところから始めるのがおすすめ。
※食物アレルギー20品目食品の大豆からできているので、注意が必要。
使いやすいアイテム醤油と味噌
・砂糖…1食1g(小さじ1/4)まで使えるが、食材本来の甘みがあるためあえて使う必要なし。
※黒砂糖や蜂蜜にはボツリヌス菌が含まれていることがあるため1歳まで与えない。
野菜や果物の自然な甘味をとろう
・バター…1食1g(小さじ1/4)まで。無塩バターを選び、パンやスープの風味づけに。
油脂は便秘にもおすすめ
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴15年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中
【参考資料】
・離乳食- 厚生労働省