シラチャー・ソース(Shiracha sauce)をご存知でしょうか。
米国で数年前から爆発的な人気をみせ、いまでは完全に市民権を得たタイ風ホットチリソース。発祥はタイのシーラーチャ郡で伝わる唐辛子ソースでしたが、米国・カリフォルニアのフイ・フォン・フード(Huy Fong Foods)社が開発したチリソースを「シラチャー・ソース」として売り出したことから全米で広まり、今ではアジア系料理店はもちろん、ハンバーガーショップやピザショップなどでも、タバスコのような存在感でテーブルに置いてある定番調味料となっています。
日本では、輸入食材を取り扱うお店や通販サイトで購入可能(最近は大手スーパーでも目にする機会があります)ですが、まだまだ目にする機会は多くありません。
市販の「シラチャー・ソース」
唐辛子、酢、にんにく、砂糖、塩が主な原料。シーフード料理はもちろん、肉料理やパスタ、フライドポテトなどにもピッタリです!今回は、朝食の目玉焼きとソーセージのソースとして試してみましたが、パンチの効いた味わいで朝から目がバッチリさめました!白米にも合わせてみましたが、意外にも好相性。ただし、辛いのが苦手な方は付ける量に注意が必要です。
「何にでも合う」との評判は間違いなかった!
今回は、市販の「シラチャー・ソース」の味の再現に挑戦です!意外に簡単で、辛さや甘さの調節も可能、何より、添加物のない純粋なソースが味わえるので、オススメです。
●自家製シラチャーソースのレシピ
伝統調味料の「かんずり」のよう
【材料】
・粉末唐辛子:120g
・水:1/3カップ
・ホワイトビネガー:1/2カップ
・にんにく:3片
・砂糖:大さじ3
・トマトソース:大さじ3
・ナンプラー:大さじ2
・中華だしの素:大さじ1
・塩:適量
【作り方】
1./フードプロセッサーやミキサーにすべての材料を入れ、なめらかになるまで混ぜる。
こんな状態を目安に
2./1を鍋に移して、弱火にかけ、フツフツと沸騰した状態から15分ほど煮る。焦げないように注意しよう。
3./甘みや塩気が足りなかったら、砂糖やナンプラー、塩を入れて調節する。
4./火からおろし、完全に冷めたら密閉容器に入れて冷蔵庫で保存。1ヵ月ほどで食べきろう。