冬大根は甘みと柔らかさが特長です。この時期はおでんやぶり大根、ふろふき大根と食卓にのぼることが多くなります。これらの料理で大根の皮がもったいないことになります。特に煮物にする際は、皮を厚くむくことが多く、捨てるにはしのびないほどです。そこでこの皮を少し干して糠漬けにします。大根の葉も一緒に干して漬けると、色どりも美味しさも倍増します。
「大根の皮の糠漬け」の作り方
糠漬けにする場合、大根の皮は干した方が水分が抜けるため、より糠漬けの旨味が入って美味しくなり、食感も増します。皮はおでんや煮物を作るときに輪切りにして皮をむくのではなく、一度にむけるぐらいの長さに切るのがコツ。皮をむいたあとに身を輪切りにすれば皮も大きく取れ、干すのも漬けるのもラクになります。
【材料】
・大根の皮
・大根の葉(あれば)
【作り方】
1./大根を包丁で一度にむける程度の長さに切る(5cm程度)。
一度にむける長さに切る
2./かつらむきのように包丁を使い、切った大根の皮を一気にむく。
皮を一気に厚めにむく
3./2日程度天日干しする。葉があれば一緒に干す。
水分が抜けてしんなりする
4./半日~1日糠漬けにしてお好みの大きさに切って出来上がり。
パリパリの食感で美味