こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
もうすぐお正月。豊作や家内安全、子孫繁栄を願う意味が込められているおせち料理や雑煮は、家族や親族とみんなで一緒に楽しみたいものですね。
しかし、咀嚼力(そしゃくりょく)の弱いお年寄りや子供がお餅をのどに詰まらせる事故は、毎年必ず報告されています。
お餅は3歳頃から
お餅は粘りが強く、咀嚼力の弱い離乳食期では、細かく切っても喉に詰まらせてしまう可能性があるので、噛み合わせが整い奥歯でしっかり嚙み切れるようになる3歳頃からが望ましいとされています。
しかし、離乳食完了期(1歳半頃)になると、「大人と一緒のことがしたい」という気持ちが強くなってくるので、大人と違うものを食べさせるとイヤイヤしたり、難しくなってきます。
そこで、お餅の代わりにご飯を使った、見た目は一緒でほんのりモチモチお餅入りのお雑煮を作ってみませんか?
1歳からのお雑煮の作り方
【材料】(1人前)
・ご飯:80g
・湯:少量
・片栗粉:小さじ2
・お好みの野菜:適量
・出汁:適量
【作り方】
1./温かいご飯をすり鉢ですりつぶし、湯を少しづつ加えながら粒がなくなるくらいすりつぶす。
水分が多いと柔らかいお餅風に
2./片栗粉を入れてさらに混ぜ、混ざりあったら手を濡らして形成していく。
3/少量の油またはアルミホイルをひいたフライパンで両面焼く。
クッキングシートでも良い
4./お椀に焼いたご飯と出汁、柔らかくしたお好みのお野菜を入れたら出来上がり。
ふわふわのご飯餅
•初めての食材を使う時は少量ずつ与えましょう。
•殺菌、アレルギー予防の面からも必ず加熱調理したものを与えましょう。
•離乳食の材料は厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」を目安にしています。
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴15年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。
【参考資料】
・離乳食― 厚生労働省