11月上旬まで暖かい日が多かったものの、12月に入ると寒さが募ってきました。この時期に旬を迎えるのが、サツマイモです。てらやま農園でも、美味しそうなサツマイモが収穫されていました。
サツマイモにはビタミンや食物繊維が豊富に含まれており、免疫力強化や風邪の予防に効果的です。そのうえ、サツマイモに含まれるビタミンEやアントシアニンには抗酸化作用があり、疲労回復やケガの防止に効果があります。つまり、サツマイモは寒くなるこの時期にこそ摂取したい栄養価が高い食品なのです。
今回の主役はサツマイモ!
文字通り芋づる式に、山のように採れたサツマイモ。てらやま農園では、これだけの量のサツマイモをどのように食べるのでしょうか。寺山里美さんにお話を伺いました。
「うちではサツマイモの甘みを生かして、おやつとして食べることが多いです。アスリートにとって、油分も糖分も多すぎる洋菓子はNG。でもたまには、甘くてコクのある洋菓子も食べたいですよね。そんなときに子どもたちと一緒に作るのが、てらやま家特製のスイートポテトです。生クリームの代わりに発酵食品のヨーグルトを加えることでコクが出て、洋菓子のような満足感を得ることができます」
てらやま家特製・スイートポテトの作り方
【材料】(4人分)
・中サイズのサツマイモ:2本
・三温糖:大さじ1
・ヨーグルト:大さじ5
・塩:少々
・バター:20g
【作り方】
1./サツマイモをよく洗い、皮付きのまま一つひとつをラップで包みます。
この段階では皮つきでOK
2./電子レンジの600wで8分間加熱します。
茹でる必要がないので簡単
3./電子レンジから取り出し、少しおいて粗熱を取ってから皮をむきます。
火傷しないように気を付けて!
4./3をボウルにいれ、スプーンやフォーク等で少し粗くつぶします。
粗いとよく噛むので満足度UP
5./4のサツマイモに三温糖、ヨーグルト、塩を混ぜ、さらにつぶします。サツマイモの水分量で、程よい硬さになるようにヨーグルトの量を調節してください。
イモの甘みがあるので砂糖少なめ
6./5を丸くしてから、手のひらで少し押して成形します。
子どもたちも楽しめる工程
7./フライパンに分量半分のバターを入れ、中火で片面を焼きます。
フライパンを振るとくっ付かない
8./7できつね色になるまで焼き、ひっくり返してから、もう半分のバターを足して焼きます。
自分の分は自分で焼くのが寺山流
9./片面もきつね色になるまで焼けたら、完成です。
子どもでも簡単に作れます