ラグビーワールドカップで日本列島は大いに沸き、その余韻を残したまま無事閉幕しました。ラグビー一家の寺山家にもいつもの日常が戻ってきました。一方、ラガーマンの体格の良さに目を奪われた方も多かったのではないでしょうか。
「ラグビーもそうですが、健康的な生活には身体が資本です。わが家の食事は成長期の子どもたちのために、成長ホルモンの分泌を促すとされるアルギニンを含む食品を積極的に取り入れています」と話してくださったのは、寺山里美さん。高校生の長男、中学生の長女、小学生の次女、3人のお子さん全員がクラブチーム等で活躍しているラグビー一家なのです。
「今回は、“寺山家特製・鶏むね肉の素揚げ甘酢漬け”をご紹介します。鶏むね肉はたんぱく質やアルギニンを豊富に含んでいます。しかも比較的安価なので、牛肉、豚肉と比べて大量に食べても家計にやさしいのが良いですね」
寺山家特製 無限!鶏むね肉の素揚げ甘酢漬けの作り方
鶏むね肉は、加熱するとパサパサして食べにくいのがデメリット。そこであえて小さめの一口サイズに切ることで、食感をそこなわないようにしています。
また、揚げた後に甘酢漬けにすることで、しっとりさせるのがポイントです。美味しくて食べやすいので、わが家では1人1枚分ぐらいはペロリと食べてしまいます。
【材料】
・鶏むね肉:2枚
・片栗粉:大さじ3
・油:適量
・塩コショウ:少々
・醤油:大さじ3
・砂糖:大さじ3
・酢:大さじ3
・酒:大さじ1
・しょうが:お好みで
【作り方】
1./鶏むね肉をひとくちサイズに切ります。
皮はお好みで取り除いてもOK
2./塩コショウ、片栗粉をまぶし、180度に熱した油できつね色になるまで揚げます。
調味料、片栗粉をまぶす
下味の漬け込み等ないので簡単!
3./ボウル等に醤油、砂糖、酢、酒を入れて、混ぜあわせます。このときに砂糖が溶けきらなくても、揚げたての鶏むね肉が入ると温まって溶けるので大丈夫です。
揚げ始める前に予め混ぜてもOK
4./揚がった鶏むね肉を取り出して油をきったら、3の調味料の中に入れて混ぜ合わせます。
一度油を切るとサッパリする
5./出来上がり。混ぜ合わせるだけだと、サッパリした味わいです。ガッツリした濃い味がお好きな方は、5分程漬け込んでください。
味の濃さは漬け時間で調節
冷めても美味しいので、お弁当にもよく合います。疲労を感じている時やこれからの寒くなる季節には、しょうがをすりおろして入れると身体を温める効果も加わってさらに良いですよ。