粒マスタードは、ステーキやソーセージにつけていただくと、ピリッとした辛味と酸味が効いて、とても美味しいものです。実はこの粒マスタードは酢漬けの一種で、簡単に手作りすることができます。おろしたてのワサビの風味が格段に違うように、いただく直前にすり鉢ですったマスタードは、独特の香りが立ち、辛味もフレッシュで瓶詰めとは一線を画します。
粒マスタードの作り方
材料さえ手に入れば、あとは酢に漬けて置いておくだけなのでとても簡単です。マスタードの種は通販サイトでも入手できます(マスタードシードで検索すればヒットします)。酢はお好みのものを使ってください。今回は自作の柿酢で作ってみました。ほんのり甘みもあってとても美味しく仕上がりました。
【材料】
・マスタードの種:100g
・酢(お好みの酢):マスタードの種がたっぷり浸かる程度
・塩:小さじ1
【作り方】
1./マスタードの種を軽く洗い、ザルで水を切って乾かしてからガラスビンに入れる。
軽く洗っておく
お好みの酢を用意
2./1に塩、酢が種の2倍の高さになるぐらいまで注いで2週間程度漬け込む。最初は酢が多いが、漬け込んでいるうちに種が酢を吸って同量ぐらいになる。
たっぷりの酢を投入
2週間後、種が酢を吸ってふくらむ
3./2週間ぐらい経ったら、すり鉢に種を漬け酢ごとすくい、すりこぎで好みの程度まですりつぶして出来上がり。作り置きしないでその都度すると香りがよく辛味も効いて美味。
お好みですりつぶす
香りが立ってとても美味!