カラダぽかぽか「梅醤葛(うめしょうくず)」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2019.01.29

昔から「冬には葛湯(くずゆ)」といわれ、風邪や体調が優れないときに民間療法のひとつとして、よく飲まれてきました。風邪の引きはじめなどに飲む「葛根湯(かっこんとう)」は、その名の通り、葛の根の部分を煎じた漢方薬。葛は血行をうながし、身体をあたためる効果があるため、初期の風邪などにぴったりの飲み物です。

「梅醤」は、練った梅干しと天然醸造のしょうゆを合わせてつくられたもの。番茶で薄めて飲む伝統的な飲みもの「梅醤番茶」は胃腸の妙薬として古くから親しまれています。

今回はそんな民間療法のかけ合わせで、寒い季節にぴったりの飲み物「梅醤葛」のご紹介!
梅醤の香ばしいかおりと葛のトロミは、まるで薬膳スープのよう。トロミがあるため冷めにくく、ゆっくり味わいながら温まることができます。

寒さが増し、インフルエンザなど、体調を崩しやすい季節。「梅醤葛」で元気に乗り切りましょう!

 

梅醤葛の作り方
【材料】1杯分
・本葛粉:小さじ1~2
・練り梅:小さじ1
・醤油:2~3滴
・水:180cc

 

【作り方】
1./小鍋に葛粉を入れ、少量の水でよく溶いたら、残りの水も入れる。

葛粉の分量はお好みで調節しよう

 

先に少量の水でよく溶かす

 

2./梅の種を除き、包丁などで叩いて練り梅を作り、鍋に加え、よく混ぜながら弱~中火で煮立たせる。

包丁で細かく叩いて練り梅に

 

3./煮立ったら火を止め、醤油を加えて出来上がり。

火を通すと透き通ってくる

 

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編集部
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