寒さが身に染みる今の時期、生姜味噌で体がポカポカ温まる「青森おでん」を作ります。「青森おでん」は厳冬期、青函連絡船に乗るためやってきた人に温まってもらおうと、ある屋台が生姜のすりおろしを入れた味噌をおでんにかけて出したのがはじまり、と言われています。味噌と生姜とおでんの組み合わせは意外ですが、とても合います。
「青森おでん」の作り方
生姜味噌をかけていただくので、おでんの出汁の味付けは通常のおでんより薄めにします。生姜はお好みで量を調整してください。生姜味噌は、おでんの他に豚の生姜焼きなどにも使え、保存も効くので多めに作っておいてもOKです。
【材料】
・味噌:100g
・生姜:40g程度(お好みで調整可)
・日本酒:1/2カップ
・本味醂:1/2カップ
・おでんの出汁:1/2カップ
【作り方】
1./鍋に日本酒と本味醂を入れて火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばす。
2./1に出汁と味噌を入れ、弱火にしてかき混ぜながら沸騰したら火を止めて粗熱を取る。
3./生姜をすりおろす。皮をむくかはお好みで。チューブ入りの生姜でも代用可。これを2に入れて混ぜて出来上がり。
生姜パワーでポカポカ!