極寒の季節、鍋もので心身ともに温まろう
1月20日(2019年)は「大寒」。一年で最も寒い日とされています。寒い日の夕食といえば鍋もの!
今回は、ひと趣向こらした肉味噌の鍋ものをご紹介しましょう。あっさりした具材にも、熱々の肉味噌を付けていただくことで、大満足間違いなし。
煮汁で味と栄養を足しながら
ひき肉入りの味噌ダレを、鍋の中に入れた器で湯せんして温めながらいただきます。適宜、ゆで汁を足し入れます。
湯豆腐や大根などの野菜をゆでただけの野菜鍋にも、おすすめ。肉味噌で味と栄養をプラスできるうえに、ゆで汁に溶けだした栄養も摂取できます。
【材料】
・合いびき肉:100g
・味噌:100g
・砂糖:30g
・酒:20cc
・みりん:20cc
砂糖の量はお好みで加減を
【作り方】
1./フライパンに酒を入れ、弱火で合いびき肉を炒める。
2./肉に火が通って色が変わったら、味噌、砂糖、みりんを投入。フライパン返しを使って、底から全部をよく混ぜ合わせる。味見して、お好みで砂糖を足す。
砂糖が溶けて艶が出るまで
3./鍋の真ん中に、汁より上に出るような耐熱容器を入れる。その中に2の肉味噌を入れて、具と一緒に火にかける。肉味噌が煮詰まってきたら、ゆで汁を足し入れる。スプーンで温かい肉味噌を各自の器に取り、具につけて、召し上がれ。
お好みで柚子を散らせて
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50ヵ国で取材。