酒粕と刻み野菜で作る、佐賀の漬け物「はがくれ漬け」を作ります。今回は野菜に加えて正月用品で買ったものの、少しだけ残ってしまった数の子も入れます。数の子が入ることで一層食感が良くなり、日持ちもするし、酒の肴には絶好です。
「はがくれ漬け」の作り方
刻み野菜は、塩でもんで一昼夜おいてから使います。この材料の他に生わさびなどを入れるとピリッとして、違った美味しさに出会えます。
【材料】
・酒粕:100g
・砂糖:大さじ2と1/2
・醤油:大さじ1
・数の子:50g(なくても良い)
・きゅうり:1本
・大根:5cm程度
・人参:小1本
・生姜:1/4かけ程度
・塩:小さじ2
【作り方】
1./きゅうりは輪切り、大根、人参は銀杏切り、生姜は千切りにする。
2./数の子は塩数の子なら一昼夜水で塩抜きし、水をよく切って細かくちぎっておく。味付け数の子ならちぎるだけでよい。
生姜以外は同じような大きさにする
3./1をビニール袋に入れて塩を入れ、よくもんで一昼夜冷蔵庫で寝かせ、ザルにあけてさっと洗い、ふきんなどに入れてしっかり水を絞る。ここでよく水を絞っておかないと、酒粕が水っぽくなって美味しくなくなる。
4./酒粕(板粕)をレンジで1分程度温めて柔らかくしてからボウルに入れ、砂糖、醤油とよく混ぜる。
よく絞った野菜と酒粕に味をつけて用意
5./材料すべてを密封バッグに入れ、よくもんで酒粕を材料になじませ、冷蔵庫で1~2日程度漬ければ食べられるようになるが、さらに1週間ぐらい熟成させると野菜に味が浸みて美味しくなる。
もんで酒粕をよくなじませる