ボジョレー・ヌーボーは、毎年11月の第3木曜日に解禁されるボジョレー地方の新酒ワイン。ヌーボーとはフランス語で「新しい」の意。今年の解禁日は11月16日0時00分です(本場フランスより8時間早い)。日本は日付変更線の近くに位置しているため、世界でもいち早くボジョレー・ヌーボーが味わえる国となっているのです(解禁日は、早売り競争を防ぐために、フランスの厳格なワイン法で決められている)。
ボジョレー・ヌーボーの特長は、今年収穫されたガメイ種を使った赤ワインの軽快なフレッシュさとフルーティーな味わいにあります。今年のボジョレー地方は雨不足のためブドウの収穫量は少ないのですが、その影響で果実が小粒になり、味が凝縮しているそうです。そこでご紹介するのは、ボジョレー・ヌーボーによく合う発酵おつまみ「ルビー仕立てのカマンベールフライ」です。カマンベールチーズの優しい塩みと、いちごジャムの甘みは相性抜群! イチゴジャムの甘酸っぱさはボジョレー・ヌーボーの香りとよく合い、ワインのルビー色と並んで非常に美しくテーブルと心を彩ります。
【材料】
・カマンベールチーズ:2個
・薄力粉:大さじ3
・卵:1個
・パン粉:適量
・イチゴジャム:適量
・サラダ油(揚げ物用):適量
・竹串:12本
【作り方】
1./カマンベールチーズを6等分に切って、串を刺す。
このとき、濡れ布巾で包丁をその都度拭きながら切ると、包丁にくっつきにくくなり切りやすい。
元から切ってあるチーズでも可
2./卵と薄力粉を混ぜ合わせて衣をつくる。
少し固めの液で衣をしっかり
3./1を2の液にくぐらせてから、パン粉をつける。
2段階で衣がよくつく!
4./180℃に熱したサラダ油でさっと揚げる。揚げ時間が長くなるとパンクしてチーズが飛び出すことがあるので、20~30秒程度油にくぐらせて、衣が色づけば完成。
中まで火が通らなくても大丈夫
イチゴジャムをつけて
今回はガメイ種のワインが持つベリーのような甘い香りを楽しむためにイチゴジャムと合わせましたが、もちろんそのまま食べても、ご家庭のソースをかけても美味しいですよ。
(監修:深尾由起子)