すぐ漬けられるぬか床
漬物のなかでも高い人気を誇るぬか漬け。いま注目の乳酸菌がたっぷり含まれています。しかし、ぬか漬けは、手間がかかるもの。はじめの10日〜2週間ほどは、食べずに捨てる「捨て漬け」をして発酵を促さなくては、美味しい漬物ができるぬか床になりません。その後も、毎日必ずかき混ぜたり、水分や温度調節に気をつけないと、ぬか床に棲むさまざまな菌の働きが悪くなってしまうのです。
こうした手間を一挙に解決してくれるキットがあると聞いて、はじめてのぬか漬けに挑戦してみました。漬けた翌日から、美味しいぬか漬けが食べられるそう。特別配合のぬかに、天然酵母をプラス(一般的なぬか床に比べ約240倍)することで、面倒な捨て漬けなどを省くことができるといいます。
ぬか漬けでインナービューティ
このキットは、インナービューティプランナーで管理栄養士の木下あおいさんが監修。インナービューティとは、「美しい自分になるためには、腸などの体の内側から整える食事方法が大切」というもので、その観点から毎日の食事に取り入れやすい食材の一つが、ぬか漬けなのです。
ぬか漬けは、野菜そのものの栄養に、ぬか床由来のビタミンB1などビタミンやミネラルが加わります。食物繊維と植物性乳酸菌の働きで腸内環境が整えられ、美容や健康に役立つのです。
簡単ぬか漬けの作り方
【材料】
国産熟成ぬか床でおいしいぬか漬づくり:1セット(混合ぬか、天然酵母)
水:250ml
野菜:適量
※キュウリ、カブ、パプリカ、アボカドを使用
【作り方】
1./ジッパー付き保存袋に混合ぬかと水を入れ、全体を揉んでよく混ぜる。
袋の外から揉んでよく混ぜる
2./天然酵母を加え、しっかり揉み込む。
優しいみかんの香りの天然酵母
3./両端を切り落としたキュウリ、縦半分に切ったカブ、種をとり1/4に切ったパプリカなどの野菜を入れる。袋の外から揉んで、ぬかを野菜に密着させ、空気を抜いてジッパーを閉じ、冷蔵庫で漬ける。キュウリ、パプリカは1日程度、カブは2日が食べ頃。
野菜を漬け込む
4./アボカドは種と皮を除き、ぬかで全体を覆ってラップでくるみ、冷蔵庫で1日漬ける。
柔らかいアボカドはラップで
出来上がり
〈感想〉
はじめて漬けたぬか漬けなのに、本当に美味しく仕上がりました。かき混ぜや漬け込みも、袋の外から行えるのでとっても簡単。夏はやや短めに漬けて、サラダ感覚でたっぷり頂くのもいいですね。
もう一つ嬉しいのは、冷蔵庫でぬか床を休ませておけること。通常のぬか床は毎日必ずかき混ぜる必要がありますが、このぬか床は酵母の力が強いため、1週間ほどならそのまま保存できるというのです。これなら、旅行や忙しいときにも、負担になりません。
【国産熟成ぬか床でおいしいぬか漬づくり】
セット内容:ぬか床・レシピブック・シール
使用期間:約1ヶ月(ぬか1袋)
内容量:350g(混合ぬか300g、天然酵母ペースト50g)
価格:1750円(税込)
http://www.didyco.jp/shopdetail/000000000004
【DIDYCOとは】
丁寧な時間を過ごすための、さまざまな体験を楽しめるオリジナルアイテムをそろえた、セレクトショップ。商品には、教材のプロ「学研プラス」作成のオリジナルマニュアルがついているので、自宅で気軽に、いつもの毎日とはちょっと違う体験ができます。