青じそが出回る季節になってきました。新鮮な青じそを魚醤、醤油に漬けて海苔の代わりにおむすびに巻く、おむすびの青じそ巻きを作ってみませんか。青じそ独特のさわやかな香りと、魚醤、醤油の旨味、ゴマ油のコクで漬かった青じそで巻いたおむすびは海苔とは違った美味しさです。
シソの葉の魚醤漬けの作り方
青じそにはβカロテンを含むほかに、主成分である「ロズマリン酸」には活性酸素を除去する作用が、青じそ特有の香りのもとである「ペリルアルデヒド」という成分には、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させるほか、健胃作用もあると言われています。魚醤の香りの苦手な方も、しその香りでほとんど気になりません。
【材料】
・青じその葉:10枚
・魚醤(ナンプラー、しょっつる、いしる等):大さじ2
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ2
・ゴマ油:大さじ1
※魚醤がない場合は、同じ分量を醤油で代用してください。
これからが旬の青じそをたっぷり
【作り方】
1./新鮮な青じその葉の茎の部分を切り取って水で洗い、ペーパータオルで水気を取っておく。
2./保存容器に調味料をすべて入れ、よく混ぜたら1を1枚ずつ重ねて漬ける。
1枚ずつ広げて重ねて漬ける
3./30分程度漬ければ出来上がり。冷蔵庫で1週間程度保存可能。またしそが少なくなったら、この汁に漬けていけばよい。
4./おむすびを握り、3を2枚程度使って巻く。青じそに味がついているので、おむすびの味はお好みで。
前回ご紹介した、【梅酒の梅をリメイク! “梅仕舞い”4選】の中に登場する梅醤油に使った梅酒の梅が、醤油と昆布の旨味を吸って美味しくなっていたので、みじん切りにしておむすびに混ぜてみました。
さすが!しそと程よい酸味と醤油味の梅のコンビネーションは絶妙でした。もちろん、梅干しでも美味しい!ぜひ試してみてください。
ほどよい梅の酸味としそが合う!
(文責・編集部)