秋田の郷土料理、「きりたんぽ鍋」。ご飯で作った「きりたんぽ」が入ったボリュームのある鍋は冬のごちそうです。「きりたんぽ」はご飯で作りますが、残ったご飯でも簡単に作ることができますので、ぜひ試してみてください。また「きりたんぽ」は鍋だけでなく、味噌をつけてあぶると、「五平餅」のように食べることもできます。
「きりたんぽ」の作り方
基本的には炊きたてのご飯で作りますが、残りご飯の場合は電子レンジで温めてアツアツにしてから作り始めます。また、たくさん作って冷凍保存することもできます。
【材料】
◆きりたんぽ(4本分)
・米:1合
・塩水:少々(きりたんぽ成形用)
◆きりたんぽ鍋
・水:6カップ
・昆布:10cm程度
・醤油:大さじ6(味加減はお好みで調整)
・酒:大さじ4
・みりん:大さじ1/2
・鶏肉:骨付きモモ肉、つくねなど
・野菜:ネギ、白菜、セリ、ごぼう、キノコなど
・その他:油揚げ、豆腐など
【作り方】
1./ご飯を柔らかめに炊く。残りご飯の場合は水を少々振りかけて電子レンジでアツアツに温める。
2./ご飯を温かいうちに、すりこぎを使って米粒が少し残る程度にすりつぶす。
こねずに、押しつぶす感じで
半分位ご飯粒が残る程度につぶす
3./2を4等分してだんご状にする。このだんごを割り箸に刺し、手に塩水を付けながら細く棒状にのばす。
丸めて割り箸に刺し、伸ばす
4./まな板の上で3をころころと転がし、均等な太さにする。30分~1時間程度ざるなどに入れて、表面を乾燥させる。
乾燥させてくっつきにくくする
5./テフロンのフライパンで4を転がしながらまんべんなく焦げ目をつける。オーブントースターで焼く場合は、何回かひっくり返す。焼き上がったら熱いうちに割り箸を抜いて出来上がり。
こんがりときつね色になる
6./きりたんぽ鍋を作る。鍋に水を入れ、昆布を入れて煮立て、醤油、酒、みりんを入れて味を整え、具材を入れる。きりたんぽは最後に入れて煮て出来上がり。
きりたんぽと鶏肉、野菜が絶妙!