真夏の暑さを吹き飛ばそうと、日本各地や世界の名物かき氷が埼玉県越谷市に集結します。10日から始まる「ご当地かき氷祭」で、会場では地元産のイチゴをふんだんに使った「いちご雪」や富士山の地下水を凍らせた自然氷でつくった「富士山氷」、熊本県の「しろくま」などのほか、台湾の「綿綿冰(メンメンビン)」、フィリピンの「ハロハロ」、インドの「ゴーラ」など、計50種類の国内外のかき氷が楽しめるそうです。
「いちご雪」
「富士山氷」
「ご当地かき氷祭」は今年で4回目。開催地の越谷市は2007年8月に、日本最高気温9位となる40.4℃を記録した暑さの厳しい場所です。猛暑の時期にかき氷で暑さを和らげてもらおうと、イベントは企画されました。
栃木県日光市の天然氷を使ったかき氷、地元越谷産のイチゴを凍らせて削り出した「いちご雪」、静岡市の老舗おでん店「おがわ」のおでんと「富士山氷」など、各地自慢のかき氷が集まりました。加えて、台湾発で世界的に人気を集める「綿綿冰」や「泡泡冰(パオパオビン)」、バラから抽出したローズシロップをかけたトルコの「ビチビチ」、削った氷に小豆や甘い餅などを載せた韓国の「パッピンス」など、各国のお国柄も味わえるかき氷がそろいました。厳しい暑さの中、一服の涼を求めようと、毎年約3万人が訪れるそうです。
台湾の「綿綿冰」
トルコの「ビチビチ」
実行委員会の担当者は「個性豊かなかき氷を楽しんで、ほんのひと時でも暑さを忘れてもらえたら」と話しています。
10日から16日の10時から19時(最終日は16時)まで、イオンレイクタウンmoriで。かき氷は500〜1000円。
イベントの詳細はhttp://j-gourmet.jp/room/kg2016/kg2016.htmlで。