冷汁は、焼いた魚と焼き味噌をすり合わせて作る宮崎県や山形県などの郷土料理としてよく知られています。蒸し暑い日には冷んやりとしたのど越しと調理に火を使わなくてすむものがベストです。そこで100%野菜で作るこの季節ならではの冷汁を紹介します。野菜を刻んで和えるだけ。シンプルなレシピですが、炒りごまの香ばしさとコクにみょうがの風味が絶妙にマッチし、食べ応えは十分。体を冷やす作用のあるきゅうりに、強い抗酸化作用をもつごま、発酵食品の王者味噌、良質のたんぱく源となる豆腐が、たっぷり食べられます。うだるような暑さの日でも、食が進むこと間違いなし!
【材料】
きゅうり:1本
みょうが:1個
炒りごま:大さじ山盛り1
味噌:大さじ1
氷水:適量
豆腐:適宜
【作り方】
1./きゅうりは薄切りに、みょうがは千切りにしておく。
2./炒りごまをすり鉢ですり、味噌を加えて混ぜる。
炒りごまはよくするのがコツ
3./2に、みょうがを加え混ぜ、きゅうりも加えて混ぜる。ラップをして、冷蔵庫で1時間以上、きゅうりがしんなりするまで置く。
野菜をごま味噌の塩分でしんなりさせる
4./3に氷水を加えて、適当な濃さに薄める。好みで豆腐を崩して加える。
【冷汁の食べ方】
・汁物として
・汁かけ飯
熱々のご飯にかけて。雑穀ごはんとも相性抜群です。
・麺類に
そうめんのつけ汁としてぶっかけうどんにも
・冷奴
氷水で薄めずに、冷奴にのせて