乳酸菌で発酵した食品には、免疫力をアップさせるパワーがある――というのは、よく知られた話。ヨーグルトをはじめとする乳酸菌で発酵した食品を、健康のために食べている人も少なくないだろう。
ところが、乳酸菌は「一度にたくさん食べれば大丈夫」というものではない。食べものから摂る乳酸菌は、4~5日もすると身体の外へ排出されてしまうからだ。乳酸菌の入った食べものは、毎日コツコツと続けて食べることが大切、というわけだ。
乳酸菌で発酵した日本を代表する“伝統フード”といえば、筆頭に上がるのが「漬物」だろう。漬物は、名脇役として毎日の食卓にのぼる、美味しい乳酸菌食品だ。
そこで今回は、ぬか床がなくても、美味しくヘルシーに毎日の食事に取り入れることができる、簡単な漬物の作り方を紹介しよう!
【材料】
・キャベツ:1/4個
・塩(または塩麹):小さじ1.5
・昆布の細切り:お好みで適量
・赤唐辛子:お好みで適量
【作り方】
ひと口大にちぎったキャベツに、そのほかの材料を加え、密閉できる袋に入れて、冷蔵庫へ。2〜3日たてば完成。
この状態で冷蔵庫へ
塩の代わりに塩麹を使うと、発酵パワーがさらにアップ! 味わいにも奥行きが増し、箸が進む逸品になる。丸ごと買ってはみたものの、余ってしまったキャベツを使い切るときにも覚えておくと重宝するレシピだろう。
キャベツのほか、大根やキュウリなどほかの野菜でも美味しく仕上がる。乳酸菌たっぷりの発酵食品を積極的に食べよう!