避難所の乳児にぜひ送りたい「液体ミルク」

カテゴリー:ニュース 投稿日:2016.05.02

熊本地震は収束の気配がみえず、避難所生活が長引きそうです。ところで、赤ちゃんと一緒に避難所生活をしているお母さんが一番困っていることは何だと思いますか? 赤ちゃんの夜泣きではありません。夜泣きしたら屋外を一回りすれば泣きやむのですから。一番困っているのはミルクです。ミルクをつくるには清潔な水を手に入れ、それを沸かして粉ミルクを溶かすのです。飲み終わった後は哺乳瓶を煮沸する必要があります。避難所では難しいことばかりです。

そこで「あったらいいな」というのが、ペットボトル飲料のようにそのまま赤ちゃんに与えられる「液体ミルク」です。それが実はあるのです。国内では製造されていませんが、食品会社ダノングループのAptamilやCow&Gateの液体ミルクが輸入されています。常温保存が可能で賞味期間は約6ヵ月。難点は1本(200ml)が1000円前後と価格が高いことですが、被災者支援に物資を送るなら、避難所の赤ちゃんに「液体ミルク」を送るのはどうでしょうか。乳児連れで苦労しているお母さんの手間を省くことができます。

 

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編集部
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