好評発売中! 『ワインの教科書 発酵学者のワイン講座』著・金内誠(宮城大学教授)

カテゴリー:ニュース 投稿日:2024.05.03

ワインは知識も美味しい

気鋭の発酵学者によるワインにまつわるぜひ知っておきたい話満載の1冊。読めばワンランク上のワイン通!

基礎的なワインの知識からワインの製法・歴史・料理・エピソードまで豊富な情報をどこからでも、興味があるところから読み始められるオムニバス形式。ワインに関心はあるけどよくわからない、もっとワインについて知りたいと思っている方の必読書。

 

【主な項目】

(1)ワインは機能性食品である

赤ワインと心臓疾患の減少/動脈硬化を予防するはたらき/赤ワインの90%はフラボノイド/レスベラトロールとは/生活習慣病を軽減させる/白ワインの殺菌・抗菌作用/ワインの底に沈んでいるものとは?/酒石酸が果たした意外な役割/幸せを感じる脳内ホルモン

 

(2)ワインに使われるブドウの品種

生食用ブドウがワインに向かない理由

【赤ワインのブドウ品種】カベルネ・ソーヴィニヨン/ピノ・ノワール/メルロー/シラー/ガメイ

【白ワインのブドウ品種】シャルドネ/ソーヴィニヨン・ブラン/リースリング/セミヨン

日本のブドウ品種=マスカット・ベーリーA/ヤマソービニオン/甲州

 

(3)ワインの製造法

ワイン醸造で重要な役割を担う酵母

〔培養酵母〕/〔天然酵母〕

醸し発酵で独特の風味と赤色になる/白ワインのつくり方=果汁のみを発酵させる/酵母は少なめで低温長期間発酵

ロゼワインのつくり方/シャンパーニュのつくり方

世界のスパークリング・ワイン=【スペイン】 「カヴァ(Cava)」【イタリア】 「アスティ」「フランチャコルタ」 【ドイツ】 「ゼクト」「クレマン」

酸化防止剤はなぜ入れるの? ワイン中で生育する乳酸菌/マロラクティック発酵でマイルドな味わいに

 

(4)ワインと歴史

世界で最も古いワイナリー/ワインとキリスト教/修道院の役割

偉人とワイン ~クレオパトラ~ デザートワインの元祖/~アレキサンダー大王~ 32歳で早逝の原因は何か?/~ナポレオン~勝利の酒「シャンベルタン~/初めてワインを飲んだ戦国武将~ 初めは滋養強壮剤だった?

コルクとワイン=高級ワインは5.5㎝以上/ボルドーワインの公式格付け

 

(5)料理とワイン

食前酒の効能/ワインと食事の組み合わせの法則/肉を柔らかくするワイン/ワインと温度/レストランのソムリエの仕事

 

(6)ワインに関する名言

ルイ・パスツール=「一本のワインのボトルの中には、すべての書物にある以上の哲学が存在する」

アリストテレス=「真理の発見はワインを飲み過ぎても駄目だが、飲まなくても駄目」

フィリップ・ド・ロッチルド=「一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ」

ポンパドゥール夫人=「シャンパーニュは、飲んだあとも女性が美しいままでいられるただ一つのワインです」

 

【著者略歴】

金内 誠 (かなうち まこと)

1971年、山形県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程生物環境調節学専攻修了。博士(生物環境調節学)。1999年カリフォルニア大学デーヴィス校博士研究員。2005年宮城大学食産業学部フードビジネス学科助手。2009年同准教授。2017年より同教授。2021年NPO法人発酵文化推進機構副理事長。

 

 『ワインの教科書 発酵学者のワイン講座』好評発売中!

・新書版

・定価:本体900円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-44-4

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

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この記事を書いた人

編集部
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