ヨーグルトメーカー不要で簡単!「ギリシャヨーグルト」

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2024.04.12

ギリシャヨーグルトは、やや強めの酸味と少々固めの食感で知られています。市販のギリシャヨーグルトは、少し高価ですが、これを種にする(牛乳で作ってから水切りする)とほぼ近いものができます。今回はヨーグルトメーカーも不要で簡単に作れる方法をご紹介します。

 

「ギリシャヨーグルト」の作り方
ギリシャヨーグルトは50mlで牛乳1ℓ分のヨーグルトが作れます。牛乳を一度沸騰させて殺菌してから作るので安心です。水切りすると約500mlぐらいのヨーグルトを作ることができます。もちろん水切りしなくても美味しくいただけます。

 

【材料】
・ギリシャヨーグルト:50ml
・牛乳:1ℓ
・電気あんかやコタツ、携帯カイロなどの保温具と毛布など

 

【作り方】
1./鍋に牛乳を投入し、一度沸騰させる。吹きこぼれがないように注意。

細かい泡が出て沸騰したら火を止める

 

2./1を火からおろし、なるべく底が広い平たい保存容器にあけて、50℃弱ぐらいまで冷ます。温度計がなければ、清潔にした指を入れて熱めのお風呂程度ぐらいでOK。
3./ギリシャヨーグルトを2に投入し、よく混ぜてからフタをする。

ギリシャヨーグルト。やや固め

 

ギリシャヨーグルトを投入

 

4./容器の下に電気あんかやカイロをあてて35~40℃弱ぐらいになるようにし、毛布などでくるむ。コタツの場合は、フタをした容器のまま入れる。これで半日発酵させる。
5./少し容器を揺らしてみて、固まっていて容器の端に隙間ができれば発酵完了。ザルにペーパータオルを敷き、発酵が完了したヨーグルトをあけて水を切る。

水を切らないと柔らかい

 

ペーパータオルで水を切る

 

6./約半分ぐらいホエーが出たら水切り終了。少し柔らかめに感じても、冷やすと固くなるのでOK。

500ml弱のホエーが出る

 

7./水を切った6を冷蔵庫に入れて冷やして出来上がり。

固めでコクのある仕上がり

 

ジャムをかけても

 

(文責・編集部)

 

『発酵手帳 2024』好評発売中!10月6日発売)

文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)

304頁

定価:本体1,800円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-43-7

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい