自然の甘みでふっくら「黒糖パン」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2023.02.25

旬の黒糖を使ってパンを作りました。
これも旬の小豆を加えることで、白砂糖は不使用に。家庭で使いやすい加塩バターを用いることで食塩はなし。卵や牛乳も使いません。必要最小限の材料で、やさしい甘さの、ふっくらしたパンになりました。
黒糖は「ミネラルの塊」といわれています。寒暖差の大きい日々、ヘルシーなパンを食べて元気にお過ごしください。

 

黒糖パンの作り方
ドライイーストを活発に発酵させるには、水温30度くらいが適温です。電子レンジ600Wで30秒加熱して、少し温かく感じるくらいです。50度以上になるとイースト菌が死滅し、発酵しない場合があるのでご注意ください。
一次発酵二次発酵ともに、気温が低い場合は放置時間を足してください。

 

【材料】
・黒糖:40g
・強力粉:250g
・ドライイースト:6g
・水:120ml
・加塩バター:30g
・小豆:30g
・ハチミツ水:ハチミツ小さじ2を水小さじ2で溶く

 

【作り方】
1./バターを常温にもどしておく。
2./黒糖は固まりになっているので、網じゃくしでこす。

黒糖の固まりをほぐす

 

3./強力粉を振り入れる。ドライイーストを入れる。
4./水を電子レンジ600Wで30秒温めて加える。ヘラでしっかり混ぜる。
5./バターを加えて手でこねる。5分ほどしっかり、なめらかになるまでこねる。ドーム状に丸める。

ドーム状に丸める

 

6./ラップをして40分から1時間ほど放置する(一次発酵)。2倍ほどに膨らみ、指で押して、押し型が戻らなければOK。
7./小豆を加えて、こねる。6つに分け、それぞれをこねて丸める。オーブントレーにクッキングシートを敷いて並べる

6つに成形

 

8./固くしぼった濡れ布巾をかぶせて30分放置(二次発酵)。ひとまわり大きく膨らんでいればよい。
9./オーブンを190度12分に余熱しておく。8のパンにハチミツ水をまんべんなく塗る。

ハチミツ水を塗る

 

10./オーブンで焼く。ふっくら焼きあがっていればよい。焼きあがっていない場合は、加熱時間を足す。

黒糖の自然の甘さが美味しい

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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