今年は、早く梅雨が明けいきなりの猛暑になりましたね。暑さで食欲が低下すると夏バテしやすくなります。そんな時は、食欲が出るスパイスを上手に使ってみましょう!
今回は、無塩のトマトジュースで作ったトマト塩麹とカレー粉を使って、こんがり焼いたタンドリーチキンを作りました。トマト塩麴で鶏肉がしっとりと柔らかく旨味も増して、スパイシーな香りと味が楽しめる夏の一品です!
カレー粉の分量を調整することで、お子様も美味しくいただけます。
【材料】
・鶏モモ肉:2枚(約500g)
・トマト塩麴:大さじ3
・カレー粉:大さじ1
・プレーンヨーグルト(無糖):大さじ3
・にんんく(すりおろす):1かけ
・生姜(すりおろす):1かけ
・オリーブオイル:大さじ2
▼トマト塩麴
トマトジュース(無塩):250ml
米麹:150g
塩:30g
トマト塩麹で美味しさアップ!
【作り方】
1./トマト塩麴を作る。米麹をボウルに入れて、手のひらでよくほぐし、塩を加えてよく混ぜ合わせる。その後、トマトジュースを加え、スプーンでよくかき混ぜる。保存容器に入れ蓋を緩く締めて、常温で1週間ほど発酵させてできあがり。1日1回は、全体をよくかき混ぜる。ヨーグルトメーカーを使う場合は、60℃・8時間で、できあがる。
ヨーグルトメーカーで手軽に完成
2./鶏肉は、余分な脂を取り除き1枚を4~5等分に切る。保存袋にトマト塩麹、カレー粉、ヨーグルト、すりおろしたにんにくと生姜を入れてよく混ぜ合わせ、切った鶏肉を入れて、全体をよくもみ込み、1時間ほどおく。保存袋を使うことで、鶏肉に調味料が良くなじむ。
3./フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れて、鶏肉の皮目を下にして並べ中火で両面を焼く。焼き色がついたら、蓋をして弱火で3分ほど蒸し焼きにする。蓋を取ったあと、最後に少し火を強くして表面がこんがりと焼けたらできあがり!
皮目は下にして並べる
こんがりと焼き上げる
4./生野菜を添えて、召し上がれ!
お子さまには、ひとくちサイズ!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。