初夏になり国産のアスパラガスが店頭で多く見られるようになりました。冬の間は輸入のものが並んでいました。1年中手に入る野菜ではありますが、やはり旬にいただくものは新鮮で本来持っている素材の色や味が凝縮しているような気がします。今回はアスパラガスの旨みや栄養成分が丸ごといただけるように茹でずに仕上げました。
【材料】
・アスパラガス:150g(細身のもの)
・ホタテ:150g(むき身でもひも付きでもよい)
・生キクラゲ:50g
アスパラガスたっぷり!
・オリーブオイル:大さじ2
・酒:大さじ1
・バター:大さじ1
・味噌:大さじ1
▼ホタテ下味用
・塩麹:大さじ1/2
・おろし生姜:小さじ1
・酒:小さじ1
・片栗粉:小さじ1
【作り方】
1./ホタテは軽く塩水で洗い、ペーパータオルなどで水気を取る。水気を取ったホタテをボウルに入れて塩麹・おろし生姜・酒・片栗粉で下味をつける。
2./生キクラゲは3cm位に切り、アスパラガスは3~4cmの斜め切りにする。
火が通りやすい斜め切りで
3./フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて、下味を付けたホタテに焼き色をつける。軽く焼き色がつく位の半生程度で取り出す。火を通しすぎると固くなるので注意。
4./同じフライパンにオリーブオイル大さじ1を入れてアスパラガスを炒め、全体に油が回ったら鍋肌から酒大さじ1を回し入れて蓋をして15秒蒸らす。
5./フライパンの蓋を取り、生キクラゲを入れて炒める。
6./5に焼き色のついたホタテを合わせ、味噌とバターを入れて全体に馴染ませて出来上がり。
召し上がれ
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。