アスパラガスの国産物は春から夏にかけてが旬になります。日本には江戸時代、オランダ船により観賞用として持ち込まれました。食用とされたのは明治に入ってから。昭和40年代以降、国内でグリーンアスパラガスが主流になり最近ではグリーン、ホワイト、パープルなどそれぞれの特性を生かした料理に使われています。
長さ25cm位にしなやかに伸びた茎を新鮮なうちに調理して旬を味わいましょう。今回は季節のアスパラガスで爽やかな色のスープを作ります。
【材料】
・アスパラガス:200g
・タマネギ:大さじ3(粗みじん切り)
アスパラガスがおいしい季節
・バター:大さじ1
・白味噌:大さじ2
・無調整豆乳:500ml
・塩:少々
・こしょう:少々
【作り方】
1./アスパラガスをラップで包み電子レンジで2分加熱する。
ラップはフワッと
2./タマネギを粗みじんに切り耐熱容器に広げバターを散らし電子レンジで1分加熱する。
バターは全体に行き渡るように
3./アスパラガスを2cm幅に切り、先の方は浮き実に取っておく。
4./豆乳を鍋で温め白味噌を溶く。
5./ミキサーに豆乳、アスパラガス、タマネギを入れなめらかになるまで回す(ハンドブレンダーでも可)。
6./なめらかになったものを鍋に戻し温め塩・こしょうで味を調える。白味噌の塩分量によって塩が必要ない場合もある。
かき回しながら仕上げる
7./器に入れ、浮き実をのせて出来上がり。
色も鮮やか
よく冷やした冷製スープ
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。