甘酒入りバスクチーズケーキ

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2021.06.22

焦げ目が特徴のバスクチーズケーキは、バスク地方(スペイン、フランスの両国にまたがっている)では、「バスクチーズケーキ」という名称ではなくチーズケーキを意味する「タルタ・デ・ケソ」としてよく知られているベイクドチーズケーキです。

今回は、砂糖を使わずに甘酒を使った、バスクチーズケーキを作ってみました。甘酒の甘味が優しく、よりチーズのコクをひきたててくれます。表面の焦げの香ばしさと濃厚なクリームチーズの味わいがシンプルにおいしいケーキです。季節の果物を添えたり、好みのフルーツソースを添えたりおいしさをカスタマイズするのもオススメです。大人には、少しの塩をふっていただくのも楽しみ方のひとつです。

 

【材料】

・クリームチーズ:400g

・生クリーム:200ml

・卵:3個

・甘酒:130g(甘酒は、麹からできた甘酒で液体タイプではないものを使用)

・薄力粉:大さじ1

・18cm丸形ケーキ型

材料を混ぜるだけ!

 

【作り方】

1./18㎝丸形ケーキ型にクッキングシートを型に沿うように敷きこむ。

型よりひと回り大きく

 

2./クリームチーズを室温でやわらかくする。急ぐ場合は、耐熱ボウルに入れてラップをし、電子レンジで1~3分ぐらい加熱してやわらかくする。(電子レンジによって加熱加減が変わるので、スプーンなどで押すとスッと入るぐらいのやわらかさを目安にする)やわらかくしたクリームチーズをボウルに入れ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。

ダマの無いようになめらかに

 

3./2でなめらかになったクリームチーズに甘酒を加える。2回ぐらいに分けて入れよく混ぜる。

甘酒は、とろみのあるタイプ

 

4./3に卵を軽く溶き、数回にわけて加える。溶き卵が全体に均一になるまでよく混ぜる。

その都度均一になるまで混ぜる

 

5./4に薄力粉を一度に加えて混ぜ合わせる。

少ない小麦粉でOK

 

6./5に生クリームを少しずつ加える。生クリームは、乳脂肪分が高い方が濃厚な仕上がりになりますが、お好みで!

泡立てないように混ぜる

 

7/6.でできた生地を1.で用意しておいた型に流し入れ、220℃に予熱したオーブンに入れて40分ほど焼く。

表面はなめらかに

 

8/焼き上がりは、表面の焦げ具合を目安にする。オーブンから出し、ケーキクーラーなどの上で型のまま冷めるまで置く。冷めてから、型から外し、クッキングシートも外す。焼きたては、生地がふくらんでいるが、冷めると中央部が沈む。お好みで、季節のフルーツやフルーツソースを添えてもおいしくいただける!今回は、さくらんぼとカシスソースを添えてみました。

表面の焦げが香ばしい

 

中はなめらかなチーズのコク

 

坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。

 

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この記事を書いた人

編集部
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