小泉武夫センセイが、ある「講演会」で披露された簡単で、安くて、とびきり美味しい焼き納豆丼を再現してみます。小泉センセイの納豆愛が溢れる料理は、以前、NHKの料理番組でも紹介されました。
作り方も納豆を知り尽くしたセンセイならではのシンプルさに驚きます。ところがいったん口に運ぶとその美味しさにもっと驚くことになります。さらにこの料理のこだわりの一つが「本枯カツオ節」。
本枯節とは、天日で何度も干されてカビがついたもの(本枯節と明記されている)。普通に出回っているカツオ節は、ほとんどがカビ付けされていない「荒節」を削ったもの。納豆と本枯カツオ節の発酵コンビネーションを味わってください。
【材料】
・納豆(50g):1パック
・卵:1個
・本枯カツオ節:適量
・油:適量
・醤油:少々
【作り方】
1./フライパンに油をひいて中火にし、中央に納豆をのせる。中心部にくぼみを作りしばらく焼く。
中心部にくぼみを作る
2./香りがたちジジジと音がしてきたら、そこに卵を割り入れる。
くぼみに卵を割り入れる
3./水小さじ1(分量外)をふり入れ蓋をし、弱火にして約3分間蒸し焼きにする。卵は火が入りすぎない方がよい。
弱火で約3分間蒸し焼き
4./器にご飯をもって3をのせ、本枯カツオ節をちらし、醤油をかけて出来上がり!
醤油をかけて出来上がり