お節料理用に買った数の子は余っていませんか。数の子と「スルメソーメン」、「がごめ昆布」で長期間保存も効く「数の子松前」を作ります。ご飯のおかずにもおつまみにもなり、数の子を最後まで美味しくいただくことができる一品です。
「数の子松前」の作り方
松前漬けの素(スルメと昆布の千切りがパックになっているもの)を使うのは簡単ですが、がごめ昆布、納豆昆布など粘る昆布で作ると数の子にからんでとても美味しいので、今回は松前漬けの素は使いません。がごめ昆布と100均で買える「スルメソーメン」で作ります。味付け数の子を使う場合は、数の子の味が濃くなりすぎないように、スルメと昆布で松前漬けが出来上がってから食べる際に合わせてください。
【材料】
・数の子:100g(塩蔵であれば塩を抜き、筋を取ったもの)
・がごめ昆布、納豆昆布など粘る昆布:30g
・スルメソーメン:30g
・日本酒:200cc
・醤油:大さじ1
・本味醂:小さじ1
【作り方】
1./塩抜きした数の子は手で一口大にしておく。
2./鍋に日本酒を入れ、火にかけてアルコール分を飛ばして煮切り酒を作る。
しっかり煮立ててアルコール分を飛ばす
3./2に醤油、本味醂を入れ、粗熱を取る。
4./スルメソーメンを3cm程度の長さにハサミで切る。
5./3に数の子、昆布、スルメを入れてよく混ぜる。昆布に漬け汁をまんべんなくしみ込ませて粘りを出すように、2、3回上下をひっくり返すようにかき混ぜて冷蔵庫で2日程度漬け込んで出来上がり。
※味付け数の子を使う場合は、昆布とスルメのみで松前漬けを作り、食べる際に和えてください。
材料と漬け汁をよく混ぜる
※昆布が漬け汁をすべて吸って乾いたような感じになっていたら、湯冷ましと醤油大さじ1/2と合わせてひたひたになる程度に追加投入し、粘りを出すようによく混ぜてください。
数の子のコリコリと昆布の粘りが絶品!