みりん干しといえば、鰯や鯵が思い浮かびますが、秋刀魚もみりん干しにすると美味しい魚です。ボリュームがあり、甘辛味ともよく合います。まだ日中は気温が高いので、夜の気温が下がった屋外か冷蔵庫で干して仕上げます。
「秋刀魚のピリ辛みりん干し」の作り方
今回は冷蔵庫でも干せるように秋刀魚の頭を落としていますが、もちろん付けたままでもOKです。またピリ辛が苦手な方は唐辛子なしで作ってください。
【材料】
・秋刀魚:3匹
・醤油:カップ1/3
・本味醂:カップ1/3
・塩:小さじ1
・砂糖:大さじ1/2(お好みで)
・白ごま:適宜
・七味唐辛子:適宜(粉山椒でも可)
【作り方】
1./秋刀魚は塩(分量外)を入れたボウルでゆすり洗いをし、ザルに上げて水分を切る。頭を落とし、背ビレの上から包丁を入れて中骨に沿って尾まで切って開く(秋刀魚は背開きが普通)。
2./はらわたを取り、塩水を入れたボウルの中ではらわた部分を指で優しくきれいに洗う。
3./ザルに広げ、水をよく切り、塩をまんべんなく振って1時間程度冷蔵庫で休ませる。
塩を振って休ませる
4./3の水分をキッチンペーパーなどでよく拭き取る。チャック付き保存袋に醤油、本味醂、砂糖を入れてよく混ぜ、そこに秋刀魚を入れて冷蔵庫で半日置く。
5./ザルに4を広げ、白ごま、七味唐辛子や粉山椒を振り、夜間、空気が乾燥して気温が下がりそうであれば外で干し、そうでなければザルごと冷蔵庫に入れ、1日程度乾燥させる。
6./表面が乾いた感じになれば出来上がり。焼くときは焦げやすいので注意。
脂がのったピリ甘辛は美味!