刺身やてんぷら、今が旬のさんまの塩焼きの振り塩など、何にでも合う昆布塩を作ります。昆布出汁を濃くとり、塩にしみ込ませてぐっと凝縮させた味は格別で、一度作って食卓においておけばとても便利です。
「昆布塩」の作り方
作り方は簡単です。昆布を贅沢に使って濃い出汁を取ればあとは塩と煮詰めるだけ。昆布の香りも塩に移していきます。もともとの塩の味も重要なので、天然の旨味の入った粗塩を使うようにしてください。
【材料】
・出汁昆布: 10cm程度のものを3枚
・水:300cc
・粗塩:300g
【作り方】
1./鍋に出汁昆布と水を入れて一昼夜置く。その後鍋を火にかけ20分程度沸騰させる。吸い物出汁ではないので、濁るとか昆布の匂いが出るなどは気にしなくてよい。
まず一昼夜置いて出汁を出す
昆布出汁を濃くとる
2./十分出汁が出たら1から昆布を引き上げ、フライパンに移して沸騰させ少し煮詰める。
出汁をフライパンで煮詰める
3./2を弱火にして塩を入れ、ヘラでかき混ぜて水分を飛ばしていく。焦げることがあるので、絶えずヘラでかき回す。
かき回して水分を飛ばす
4./10分程度かき回していると水分が飛んでサラサラになるので、新聞紙などに開けて広げ、冷まして出来上がり。
新聞紙に広げて冷ます
生蛸の刺身に合わせると、蛸の甘味が醤油より引き立ち、昆布の旨味とともに美味!
昆布塩の旨味と蛸の甘味が絶品