こんにちは。発酵美容家のザイマリです。今回は小泉センセイ(東京農大名誉教授・当メディア総合監修)が友人宅で丼3杯もおかわりするほど美味しかった“ベーコン茶漬け”について。
「丼に温かいご飯を盛り、だし汁をぶっかけ、刻みネギを多めに、そしてカリカリベーコンもまき、さらに手ちぎりしたノリもふりかけ、おろしわさびを薬味にして出してくれたのである。
酒を飲んだ後でもあり、水分多き茶漬けはありがたいと胃袋にかっ込んだのだが、カリカリのベーコンが濃味とコク味を持ったあられもちのように思えて絶妙。遠慮なくお代わりどうぞというので、遠慮などしておれぬと丼三杯を平らげた次第だ」(『食あれば楽あり』〈小泉武夫、中央公論社〉より)
お茶漬けといえばさっぱりした漬物や鯛の身、濃い味のウナギや各種佃煮なども合いますが、まさかベーコンも合うとは小泉センセイも思ってもいなかった。
出汁(だし)の旨味成分であるグルタミン酸とイノシン酸には満足感を高め、食欲を抑える効果がありますが“意表つくベーコン茶漬け”は食べ過ぎに注意が必要ですね。
●意表つくベーコン茶漬け
【材料】
・ご飯:丼1杯
・ベーコン:適量
・長ネギ:適用
・海苔:適用
・出汁:適量
※出汁は【一晩置くだけ!! ラクしておいしい「水だし」】を参照
【作り方】
1./鰹節と昆布でとった出汁に塩ひとつまみと醤油少々を加え、普通の吸い物よりやや濃い味に作っておく。
2./ベーコンを細かく切り、フライパンでカリカリに炒める。
より細かい方がよい出汁がでる
3./丼にご飯を盛り、炒めたベーコン、細かく切った長ネギ、手でちぎった海苔をのせ、1の出汁をかけて出来上がり。
わさびや黒胡椒がよく合います
※あくまで個人的な感想であり効果・効能を示すものではありません。
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴12年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐に渡り活動中。
〔参考:『食あれば楽あり』(小泉武夫、日経ビジネス人文庫)〕