いよいよ年末。2017年が暮れようとしています。年末といえば、大掃除と並んで気になるのが「おせち作り」です。市販のおせちももちろん便利で美味しいのですが、商品によっては少し甘すぎたり、添加物の味が気になることがあります。そこで今回ご紹介するのは、砂糖の代わりに甘酒で作る、やさしい甘さの伊達巻です。伊達巻は知識・華やかさ・繁栄の意味が込められた縁起物といわれています。今年は手づくり伊達巻で、やさしい味の新年を迎えてみませんか?
甘酒伊達巻の作り方
【材料】
・はんぺん:100~120g
・卵:4個
・甘酒:大さじ4
・塩:少々
【作り方】
1./一口大に切ったはんぺんとほかの材料すべてをミキサーに入れ、滑らかになるまで混ぜ合わせます。
材料は意外とシンプル
すり鉢やブレンダ―でもOK
とろとろの液体状にする
2./熱した卵焼き器を一度濡れ布巾に置き、落ち着かせたら弱火にかけ、油(分量外)を敷いてから1を全て流し入れます。
濡れ布巾効果で綺麗な焼き色に
3./アルミホイルで蓋をして、じっくり蒸し焼きにします。
ホイルが卵焼き器の蓋の代わりに
4./ふっくらしてきたら、串を指してみます。串に液が付いて来なければ火を止めて、巻きすに移します。この時点でまだ焦げ目が薄いようなら、少し火を強めて焦げ目を付けましょう。
液が付いてきたらもう少し加熱を
5./焦げ目を下(巻きす側)にして熱いうちに巻き、輪ゴムなどで固定して冷めるまで置きます。
熱いうちに巻くと形良く仕上がる
6./冷めたら巻きすを外し、1cm程度の幅に切り分ければ完成です。
麹の力でしっとりとした食感に
【関連記事】「おせち」で幸福をいただきましょう
(監修:深尾由起子)