焼き鳥といえば専門店で食べたり、買ってくるものと思っていませんか?それは、鶏肉は簡単に手に入るし焼くこともできるけれど、肝心の味付けに必要なおいしい焼き鳥のタレが手に入りにくいからかもしれません。ならばお好みのタレを作ってしまいましょう。切れ味の良い辛口、マイルドな甘口は自由自在。作り方は超簡単。焼き鳥だけでなく何にでも応用が効いて便利です。
おいしい焼き鳥のタレの作り方
今回は基本の分量で作ります。割合もごく簡単。醤油:日本酒:砂糖が1:1:1です。これだと少し甘口になります。辛口、甘口は砂糖の量でお好みの味に調整してください。また、作ったら一定期間寝かせる事で味がまろやかに変化します。焼き鳥だけでなく、魚の照り焼き、焼き野菜の味付け、照り焼きハンバーグなど、何にでも使えます。
【材料】
•醤油:2カップ
•日本酒:2カップ
•砂糖(三温糖またはザラメがおすすめ):2カップ(辛口がお好みなら1~1.5カップ程度)
•出汁昆布:10cm程度
【作り方】
1./やや厚手の鍋に、日本酒を入れ火にかけて2分程度沸騰させ、アルコールを飛ばす。
2./1に醤油、砂糖、出汁昆布を入れてかき混ぜて砂糖を溶かし、弱火にかける。あくが出てきたら、その都度すくっておく。
5分経過。まださらっとした状態
3./30分程度弱火で煮て、最初の半分程度まで煮詰まったら火を止めて冷ます。
30分経過。半分程度に煮詰まった
4./出汁昆布を取り出し、保存容器に入れ、最低でも1週間程度冷蔵庫で寝かせて出来上がり。寝かせるととろみがついてまろやかになり、味に深みが出る。
焼き鳥は直火がおいしいですが、家庭で焼くと煙が出るのでグリルを使うのが便利です。串にアルミホイルをかぶせて焼くと串が焦げません。焼き上がる前に一度タレをつけ、再度焼いてから最後にもう一度タレをつけると焼鳥屋さんの本格焼き鳥に!タレは平たい皿などに移しておいて、そこに焼き鳥をつけると簡単につけられます。 また、串打ちが面倒くさい!なら、手羽先や手羽もとに少し包丁を入れて焼くと絶品です。
皮がパリパリで香ばしい!
パプリカを2つ割にしてグリルで皮が焦げるまで焼き、焦げた皮をむいて包丁で短冊に切り、タレをかけるとパプリカの和えものに。
パプリカの甘味とタレがよく合う
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